四国

宇佐港  で神社に参る


2006.7.1(土)
高知港からすぐとなりの宇佐港へ移動。
高知ヨットクラブの植田さんとりゅうじんのオーナー、辻さんがバースで待っていてくれる。
りゅうじんに横抱き。
漁業市場での朝市にでかけ今とれたばかりの鰹たたき、天然のえび、かに、あさり等を仕入れ、りゅうじんのデッキで宴会。
仕入れた魚を料理してご馳走してくれる。
天然のえびは地元の人でもめったに食べられないそうだ。かには青い。うでるとあかくなる。
午前中、心地よい風が吹き、薄日の差す快適な船上でたらふく食べ飲む。すっかりご馳走になってしまう。
夕方、風呂に行きましょうと辻さんが山の上にある白いホテルの展望絶景の露天風呂に連れていってくれる。
露天風呂のあと海を眺めながらさわやかな風にあたり辻さんから漁業の現状、
ベトナム人や中国人の日本での雇用、日本の雇用形態への慨嘆等、興味尽きない話を聞く。
辻さんは電子関係の会社の社長さん。
6時ごろ夕食を一緒に食べましょうと鰹たたきを始め、刺身を何種類も持参してくれる。
マテ貝という棒のような珍しい貝を始めて食べる。
昔は宇佐にもいっぱいいたが、今は取れない。これは九州のものだとのこと。
ビール、ワインと再度、りゅうじんで宴会。辻さんの奥さんも登場して焼ソバなど料理を作ってくれる。
辻さんの知り合いの農業を手広くやっている人も参加。
門田石油の門田社長も参加。海外の博打の話など話題は広く展開。
昼につづいて夜もと一日、すっかり辻さんにご馳走になってしまった。

2006.7.2(日)
朝、1時間ほど散歩してから食事。辻さんが今、漁師さんからもらったアサリを味噌汁にどうぞと分けてくれる。
昨日の話では6時間以内だかに食べるのが最高の味とのことであったので直ぐ料理。
今回はじめて味噌を使っておみおつけを作る。
午後、高知ヨットクラブ会長の上田さんが女性二人をつれて現れる。
ビールで乾杯。新たに川野さんが登場。鹿児島湾のレースで2度も優勝した人。
ただ、レース派にありがちの長距離を早く移動することを最重要といった考えではなく、
ヨットは遊びで楽しいことが重要と私の考えと同じで楽しく会話する。
レースの人にまめずらしく数多くの港に実際に入港しており、港の状況を色々教えてもらう。
5時ごろ県のプレジャーボート対策課の横飛さんが来てくれる。
高知港で横飛さん作成のマストのぼり機具を是非見せてもらいたいとお願いしてあった。
横飛さんのバースは橋をくぐって直ぐ左の船溜りにある県の施設。
緑に囲まれ静かな泊地。マストのぼり機具だけでなく、いろいろな開発機具や自作のものを見せてもらう。
どれも素晴らしい完成度で関心する。

夜八時過ぎにりゅうじんにお客さんでこちらにも声がかかったが眠くて、失礼して直ぐ寝る。

2006.7.3(月)
宇佐港には多くの神社がある。そのことからも神事を重視していると思われる。
町中に中心的神社、恵美須神社。その裏に背中合わせにある秋葉神社。
海のそばでは無く、山が始まる場所に鎮座し、規模的に最も大きい八幡神社。
海津見神社。日吉神社。神母神社
道の真ん中にある神母神社。
海の側の山頂近くにある天照皇大神宮。何故か日章旗が立っている。風天神社。
港の防波堤先端にある港神社。と私の目に入った神社だけで10の神社が鎮座している。

2006.7.3(月)
曇っているが雨は無し。
食事後、海水でコックピットを少し掃除する。今日はウイークデイなのでお客さんも無いと思うので町を散策する予定。
午前中は宇佐の数多くある神社に参拝。
社は小学校のそば、山すそにある八幡宮が規模大。
狛犬に加え、石作りのからすが狛犬のように置かれている。
宇佐の人にとっての主たる神社は恵比寿神社。
祭り等も行われる。ただ、敷地はごく小さく緑も無い。
調度、市民センターのようなところに江戸時代と思われる古地図が展示されていたが、
古地図の中には当時主たる行政機関のところにエビスと書かれており、恵比寿神社が昔から大事にされてきたと思われる。
小さな規模の神社が実に多くある。10箇所はあったのではないか。
神社めぐりから港に帰って、海に突き出た堤防の先端にある神社を撮影していると高知ヨットクラブの植田さんがいる。
青龍寺に行きましたかと聞かれたので午前中は神社、午後行こうと思ってますという。
ホントは歩いていかないといけないんですが車で行きましょうと青龍寺まで案内してくれる。ありがたい。
片道1時間以上かかるし車道なので行きか帰りかどちらかはタクシーを使おうと思っていたので、ホントに助かる。
高知及び宇佐では植田さんにすっかりお世話になってしまった。
ヨットの縁とは言え、東京の世界に慣れてしまった身には恐縮するばかりだ。
海にもどりお昼をご馳走させてくれと言ったが家に帰らないといけないので直ぐ帰る。
用事があるのに午前中だけ時間を取ってくれたのではないかと思う。
ありがとうございました。

写真:カラス。狛犬の様に左右にあり、右のはくちばしを下に向けた姿。
   青龍寺本堂、本堂にのぼる緑の中の急な階段

 八幡宮 八幡宮、何故か左右に烏
 八幡宮、拝殿 八幡宮、本殿
   
海津見神社 日吉神社
   
 恵美須神社 秋葉神社
   
 神母神社  道の真ん中にある神母神社
   
 天照皇大神宮  風天神社
   
 港神社  港神社 
   
 宇佐港を描く古地図  りゅうじんに横抱きするECHO POINT
   
 青龍寺  青龍寺から下る