航路情報

紀伊半島

阿尾漁港→白浜 綱不知
33 54.380N 135 04.580E33 41.110N 135 21.380E
艇を留める位置の詳細はGoogle Mapで航空写真を選択し、拡大
Google Map 阿尾漁港→白浜 綱不知 (B)岸壁槍着け 2018.9.28 
Google Map フィッシャリーナ那智→白浜 綱不知 (A)岸壁槍着け 2018.6.3 
Google Map 阿尾漁港→白浜 綱不知 (B)岸壁槍着け 2017.9.9  
Google Map 阿尾漁港→白浜 綱不知 綱不知桟橋                        
Google Map 阿尾漁港→白浜 綱不知07 綱不知桟橋
Google Map 阿尾漁港岸壁→白浜綱不知013、11月綱不知桟橋 

泊地情報   
阿尾漁港   
白浜 綱不知

BLOG
波浪注意報解除。波2.5mの中、綱不知へ 2022.8.30
予想もしなかっ日ノ御崎の静穏を経て、我が愛する綱不知へ 2020.11.1
こんな静かな日ノ御埼越えもあるんだ。2019.7.6
綱不知で、無事、風速40mの台風をしのぐ。艇を降り、宿屋を取る 2018.10.1
風速40m、異例の状況で台風対策 2018.9.30
台風避難で綱不知へ
 2018.9.28
55.4マイル、初めて那智から一本で綱不知まで 2018.6.3
白浜綱不知岸壁に槍着け 2017.9.9
ヨットで白浜 綱不知を尋ねる(07)              
ヨットで綱不知を訪ねる(09)                       
那智勝浦から一挙に白浜綱不知へ013.9月
河村さん、秦さんは田辺に私はやはり白浜綱不知へ013.10月
こよなく愛する白浜綱不知へ又やって来ました014.10.22

阿尾漁港→白浜綱不知 24.4マイル

白浜 綱不知   航路情報:
2022.8.30
特に変化無し
2021.11.6
特に変化無し
2019.7.6
日ノ御埼がこんなに静かなこともあるんだ。
今回の阿尾港→綱不知は相当、気をもんだ。
天気予報による海況が厳しく、とても出港出来ない情報なのだ。
和歌山県南部(白浜地区)波3m後、2.5m強風波浪注意報。これではとても出られない。
一方、スーパーコンピュータの予報(ヤフーの風・風向と波高情報)では
昨日から一環して波風とも穏やかな方向に向かっている。
きのう一日、いつもの様に朝5時、11時、17時と天気予報と警報注意報をチェック。
気象庁の予報はズット同じ。
私は強風波浪注意報が出ている時は出港しない。
波が2.5mの時も出ない。
予報では絶対出港しない状況だが、スーパーコンピュータの情報とあまりにも違いがありすぎる。
実況ということで、きのうは何度も潮岬灯台のリアルタイム情報を見る。
風4〜5m、波1m未満。つまり、スーパーコンピュータの情報が当たり。予報では強風波浪注意報。
きのう和歌山マリーナシティから阿尾に入った時も比較的静穏。予報では海上では北の風強く。

そこで、朝出るまでは、状況が変わらす、強風波浪注意報が出ていても、
北の風で追っ手だ。メインをリーフして出港しようと思っていた。
いつもの通り、出港前の5時、予報、警報注意報チェック。
ナント、4時過ぎに強風波浪注意報が解除となる。良かったー。

航海:
雨。完全武装で出港。
アンカーを揚げ、港内でメインを揚げ、赤灯台を6時45分通過。
霧で視界が悪い。
直ぐ、海の難所、日ノ御埼を通ることになる。海が静穏な時でも、此処だけ波が悪い。
所が、本日は波無し、風無し。今までで最も静穏な日ノ御埼越えであった。
日ノ御埼にもこんなことがあるんだ。

日ノ御埼を過ぎるころから、今までの日ノ御埼越えでは大波に気を取られて気づかなかったが、
明確に海の色が異なる海域に進む。乳色から普通の海の色に。
当然、潮が違うのだ。

田辺湾に入って、風が強くなる。
ゼノア、帆走のみで5ノット。波殆ど無し。快適に走る。
いつもの不思議、綱不知に入る手前から風は殆ど無くなる。

昨年、台風の時にお世話になった岸壁にスターンアンカー、槍着け。
舫い完了、12時。

2018.9.28
私は台風の情報をKasayanのサイトを見て判断する。
かなり前から24号台風を監視していた。
気象庁は長く、大陸へ向かう予報を出していた。
Kasayanはアメリカ、特にヨーロッパの予報を公開し、日本にもっと近づく可能性を指摘していた。
ただ、可能性なので、常に注視していく必要がある。
気象庁も予報を次第に変え、ついには日本縦断の台風となってしまった。

今日の予報では波2.5m。
きのうまでは波浪注意報が田辺湾に出ていたが、解除となり、注意警報は出ていない。
浪、2.5mの時は出港しないことに決めているが、注意報が出ていなので出港とする。

スーパーコンピュータの予報では15時ごろは海面も風も静かになる予報。
9時過ぎに出港しようとかとも思ったが、やはり、どう変化するか解らないし、早く着きたい。

事前にリーフして出港しようかかなり迷ったが、
予報では強風は無いのでフルメインで行くことにする。
アンカーを揚げ阿尾港内でメインを揚げ、赤灯台を7時半にかわし、スタート。

覚悟はしてました。
しかし、難所として海の難所として知られる日ノ御崎の浪はなかなかのものでした。
それも途中で目の前に自衛隊の潜水艦。
気が付いた時は50mほど目前。前を横切っていく、速度はこちらとあまり変わらずゆっくり。当たりそう。
オートパイロットを外し手で方向転換。
潜水艦は見えているはずなのに針路も速度も変えずゆっくり進んでいる。
潜水艦は頭と背の面だけ水上に出していた。
訓練なのか沖まで行き、日ノ御崎まで引っ返すのを繰り返しているようだった。

2〜3時間、大波の中を進む。
幸いなのは追って。向かい風だったら進めなかっただろう。
海水を被ったのは1回のみ。

日ノ御崎を超え少し海況が静かになったところで、艇を反対側に向け、メインをリーフ。
やはり、フルメインだとコントロールが難しい。
最近は事前にリーフして出港する。
風が吹く中でのリーフは久しぶり。
それなりの対処が必要です。

田辺湾に近づくと次第に風が落ちてくる。
そのかわり、うねりが出てくる。

無事、綱不知まで入る。
しかし、懸念した状況そのものであった。
漁船団はすでに、漁船避難場所にズラッと並んで避難している。

いつも、着ける岸壁には何杯も漁船が入り込んでヨットを着ける余地は全く無い。
やはり、前回の大型台風の被害が大きかったのだろう避難も早いようだ。

去年、家に用事が出来、1カ月ほど綱不知に船を預けて、Mさんに面倒を見てもらった場所へ行ってみる。
空いているでは無いか。
しかも、誰か、岸壁でうでを丸くして大丈夫と合図してくれている。

綱不知の主、Mさんに電話、今は大阪に来ているとのこと。
状況を話すと漁船のとなりに留めてはダメ。

着けて良いと合図してくれている場所は最適なので、着けて相談してみたらとのアドバイス。

ゆっくりそのバースの沖に近づき、アンカーを打つ。
岸壁まで行くと、ここに着けて良いと言ってくれる。
大丈夫。ここを使うように了解を取っているとのこと。
良かったー。
この人がたまたま、港に来てなかったらどうしていただろうと思う。
仮もやい完了して12時50分。

今日は晴天だが、明日は雨。
即、台風対策。
テンダーを下し、増しアンカー設置。
前舫いを三打ちナイロンロープでダブルに取る。

2017.9.9
アンカーを上げ、メインを港内で揚げ赤燈台を7時25分に通過。
風はきのうより落ちている。
注意報は雷注意報のみ。
港を出てすぐ、難所でもある日ノ御埼をぐるっと廻ることになる。
日ノ御埼は海況が静かな時でも、悪い波と強い潮となる。
予想はしていたが、予想通りに悪い波と強い潮。
ひどいローリング。強い潮でオートヘルムが追いつかない。
船内で色んな物が落ちたり、転がったりの大きな音が何度も響く。
日ノ御埼を越えてしばらくまでズット、ティラーを手に持ち替え操船。

船内を見ると、おみおつけがシンクのそばで傾き、蓋は横に飛んで露半分ほどになっている。
実はきのうも同様のローリングでエキストラバージンオイル、蓋が開き、
500mmLの3分の程が無くなっていた。
何処へ消えてしまったかと思ったが、反対のヒールの時に奥から流れ出す。
居所がわかり掃除が出来、良かった。

良く言われるが日ノ御埼の北と南で海況が変わる。
御埼を越えてしばらく行くと波が収まる。
北の風だが、きのうと違い真追っ手ではない。
追っ手で快適に帆走。
エンジンを止め、滑るように走る快感に浸る。幸福を感じる時。
6ノット、時々5ノット代で進む。

エンジンを止める問題点は一旦止めるとエンジンを再スタートしたくなく、
いつまでもなんとか帆走で行こうとし、すっかり時間を要してしまうことだ。

帆の影で風と快走を楽しんでいる内にスピードが落ちて感じる。
速度を見ると3ノット代だった。
しょうがない、エンジンをスタート、機帆走。

綱不知に近づくまでは北がかなりあった。
ところが、綱不知に入ると風、無くなる。
海面は静穏に。
ホント、綱不知は特別の海域ですね。

岸壁を一回りし、留めるとこを探す。
スターンアンカー、槍着け。
舫いを完了して10時25分。

2014.10.22
綱不知も最近すっかり有名になり、ウイークデイでも予約した方が良くなりました。
桟橋の奥側は殆どカタマランが常時係留してますので、使えるのは片側のみです。
2013.10.29再訪
畠島を越え、33 41.910N 135 21.990Eの次ぎはほぼ真南、白浜2、33 41.570N 135 21.980Eに向かう。
大きく見ると、目的地の方角はズット先にある屋根が緑の大きなマンション。
明るい茶色の特徴ある形の大きなホテルを右に見て進む。

9月に来たときもそうであったが、綱不知桟橋の左側は大きなカタマランが何時も留まっている。
常時係留の様な状態。

阿尾漁港→白浜 綱不知  航路情報:2007.10.19
24.4マイル。 

日御碕は海の難所の一つである。その北と南では天候や海況が変わる。天候や海況に注意が必要である。

白浜 綱不知へのアプローチ:
白浜 綱不知への入港は座礁が多発している。非常に入港が難しいところである。
地元の人の誘導無しには入れないと言われている。
以下の計画航路と航跡を参考にして欲しい。
港湾案内P72の71.6度で田辺港へ入る航路上の田辺2、33 42.420N 135 19.100E
から畠島北側、
白浜1、33 41.910N 135 21.990Eを目指す。畠島直前の小丸島の脇を通る時は航跡のように少し北側に迂回して欲しい。
33 41.910N 135 21.990Eの次ぎはほぼ真南、白浜2、33 41.570N 135 21.980Eに向かう。
この当たりには筏が多数前途を遮っている。航路を見失わない様注意が必要。
私も筏を避けているうちに一瞬航路を失い浅瀬を目の前に見て、一旦引き返して、航路を辿ることができた。

綱不知の方向:
目指す方向に明るい茶色の特徴ある形の大きなホテルが見える。
そのホテルの左側が目的地だ。
ホテルの前には防波堤が続いている。
その防波堤の左端を右に見て入る。
目的地は頭の部分が赤いマンションの先だ。
黄色いブイを左に見て進む。

白浜2、33 41.570N 135 21.980Eの次ぎは目的地、綱不知のポンツーンである。
33 41.110N 135 21.380Eの右(東)ポンツーンの上にアーチ看板がかかっている。
開いていれば左右どちらにも留められる。
ポンツーンに掲示があるので電話して係留料を支払う。
このポンツーンは民間企業の持ち物。

地元のヨットは直ぐ奥の岸壁沿いに係留している。


ウエイポイント、航路、トラック
直線は設定航路、曲線(ブルー線)は実際の航跡です。

AOSHIRAHAMA(阿尾漁港→白浜) 24.4nm
FUEL:2L/h
LATITUDE
LONGITUDE
BRG
M
LDST
nm
TDST
nm
TIME FUEL
AOGYOK(阿尾漁港) 33 54.380N
135 04.580E
AOGYO3(阿尾漁港3) 34 54.800N
135 03.900E
313 0.7 0.7 0:08 0.3
AOGYO4(阿尾漁港4) 34 54.700N
135 02.900E
270 0.8 1.5 0:18 0.6
TANAB1(田辺1) 33 52.600N
135 02.400E
198 2.1 3.7 0:44 1.5
TANAB2(田辺2) 33 42.420N
135 19.100E
133 17.2 20.9 4:10 8.4
SHIRH1(白浜1) 33 41.910N
135 21.990E
109 2.5 23.4 4:40 9.3
SHIRH2(白浜2) 33 41.570N
135 21.980E
188 0.3 23.7 4:44 9.5
SHIRAH(白浜) 33 41.110N
135 21.380E
234 0.7 24.4 4:52 9.7