航路情報
紀伊半島
南紀白浜綱不知→フィッシャリーナ那智
33 41.110N 135 21.380E→33 38.630N 135 56.410E
艇を留める位置の詳細はGoogle Mapで航空写真を選択し、拡大
Google Map 白浜綱不知岸壁→フィッシャリーナ那智 2019.7.13
泊地情報
フィッシャリーナ那智
白浜綱不知
BLOG
那智に戻りました 2019.7.13
2019潮岬近辺、今年は巨大流れ藻がペラにつく
2018年 初めて那智から1本で綱不知まで
06年、初めて潮岬を越える
09年、静かな潮岬越え
013年、4年ぶりに潮岬越え
014年5月白浜でもこの温泉は特別
白浜綱不知→フィッシャリーナ那智 55.4マイル
航路情報:
2019.6.13
同じ航路を逆には2度来ているが、綱不知から那智までは初めて。
2時に目が覚めてしまったので、2時半起床。
綱不知→フィッシャリーナ那智 55.4マイル(100km)
アンカーを揚げ、メインを港内で上げ、5時にスタート。
5時の天気予報は外に出て、パソコンに電源を入れ見る。
昨日17時の予報、夜に雨。は大きく変更され、午後から雨、風も強まる。
これはチョット無いんじゃないの。
1)黒潮の流れ
2)しおのみさきのリアルタイムの風速、風
をチェック。
風、3~4m、風無しもあり。波、1m以下
黒潮は潮岬の遥か遠くを流れる
海況は悪く無さそうなので、そのまま、航海を続ける。
土曜なのに、田辺湾にはいつもいる釣り船や漁船が殆どいなかった。
予報では西の風であったが、東の風。
ジェノアを張ったが、1~2時間で風無くなる、真上りになる。
風は微風というより、無風に近くなる。
波無し。
風は微風のまま東よりになったり、西寄りに成ったり、ゼノアを何度か入れ替える。
このコースは本船航路でもあり、周参見沖に行くまで、3艇前から。
1艇ミーティング。ティラーを手に持ったが、ギリギリコースのままで行けた。
潮岬まで、さらに3艇と出会う。
潮岬にいつもいる漁船群が皆無。
今、黒潮が潮岬の遥か遠方を流れているので、
強い潮が生まれず、魚が取れないからだろう。
いつもは本船が岸よりに多数行きかう潮岬も殆ど、船無し。
それほど大きく無い本船2艇こちらより岸よりに進む。
潮岬を進む内に雨。
視界も悪くなる。
那智に近づくころより、霧、靄で殆ど前方が見えない。
GPSのWAY POINTを頼りに、岩だらけの那智湾を進む。
何度入港しても、解り難い、入りにくいマリーナだ。
皆さん、最初に見える港内は一文字の左ではありません。
海岸ギリギリまで進まないと一文字左の入り口は見えません。
ポンツーンに小型の釣り船が舫ってあったので、
いつもとは反対側に着ける。
舫い終わって15時30分。予定より少し早く10時間30分間の航海。
フィッシャリーナ那智へのアプローチ:
入り慣れたはずの港なのに、毎回ハラハラさせられる。
入るのが難しい。
指定の計画航路を正確に守ってください。
一文字を右に見て入る様、厳密にしています。
ところが、春、右に見て入ったヨットのバラストが岩に当たりました。
今回の入港で理由がわかりました。
そもそも一文字岸壁がある。というのが解るには海岸ギリギリまで行かないと解らないのです。
岩にバラストを当てたヨットは一文字左だと思って、開けた岸壁から入港、つまり一文字右から入ってしまったのです。
一文字左の入り口は海岸に向かって開いており、そとから近づいても見えません。
ただの黒岸壁の連なりと見えます。
黒岸壁に沿って、ギリギリ海岸に向かって進んでください。
入り口があると解ります。
素晴らしい泊地です。
美しい、静か、人が親切。
温泉へ6分。大型スーパー近い。6分のトイレはウォシュレット。
世界遺産の那智大社と那智の滝が至近。
6分の那智駅発バスに乗れば、熊野古道の巨杉大門坂を味わいながら歩いても、
午前中に艇に戻れる。
那智フィッシャリーナへの入港は慎重を期す。
沖からフィッシャリーナを目指すと、手前にある岩にぶつかる。
先ず、フィッシャリーナより左(西)の広い砂浜の中央ぐらいNACHP2(那智沖2)33 37.800N 135 59.100Eを目指す。
砂浜の中央から那智フィッシャリーナの方角、NACHP1(那智沖1)33 38.400N 135 56.600Eへ転進する。
ここまで到達しても、那智フィッシャリーナは黒い壁のかたまりにしか見えない。
最終、那智フィッシャリーナのやや左(西)、NACHI(那智フィッシャリーナ)33 38.630N 135 56.410Eを目指す。
一面壁だったが近づくにつれ、港の中が右手に見える。
これは一文字の右手に当たる。
広く空いて見えるが、ここから入港してはならない。
さらにNACHI(那智フィッシャリーナ)33 38.630N 135 56.410Eに近づくにつれ一文字の左手が見え、
港の中が見える。
この一文字の左手から入港する。
入って左手にポンツーン。
空いているほうに着ける。
前の小屋がフィッシャリーナ事務所
那智フィッシャリーナへの入港に際して、たびたびヨットが事故を起こしている。
フィッシャリーナ前の岩は白波が立っているので解るが、白波が立っていない所も暗岩が多数ある。
このブイは砂浜に平行に打たれている。これより砂浜に近づいてはならない。
見えないが消波用のテトラが入っている。
水、電気:ポンツーンにあり。
トイレ:事務所が空いているときは事務所。6分のJR那智駅にウォシュレットの素晴らしくきれいなトイレあり。
風呂:6分の那智駅に併設して温泉施設。600円。
コインランドリー:無い。那智勝浦まで行く。
燃料:宮本石油。0735-52-0133 ローリーで来てくれる。
食材:15分。大きなA-COOPあり。 コンビニはサークルKとローソン。都市銀の無料引き出しはローソン。
レストラン:何軒かあり
料金:1日1080円。1泊2160円
注意!
フィッシャリーナの西は神武天皇上陸の伝説を持つ広く美しい海岸。
しかし、この海岸に近づき、アンカリングしてはならない。
海上からは見えないが、海岸に沿って長く消波ブロックが埋め込まれている。
ポンツーンのそばにある管理事務所
那智勝浦町役場 観光産業課 フィッシャリーナ管理事務所 〒649-5314 和歌山県那智勝浦町大字浜ノ宮
TEL:0735-52-2711
火曜と木曜の13時~17時は事務所に在席
ウエイポイント、航路、トラック
直線は設定航路、曲線(ブルー線)実際の航跡です。
反NACHTUNA(白浜綱不知→フィッシャリーナ那智) | 55.4nm | |||||
SPEED:5kt | FUEL3L/h | |||||
WAYPOINT | LATITUDE LONGITUDE |
BRG M |
LDST nm |
TDST nm |
TIME | FUEL |
SHIRAH(白浜) | 33 41.110N 135 21.380E |
|||||
SHIRH2(白浜2) | 33 41.570N 135 21.980E |
54 | 0.7 | 0.7 | 0:08 | 0.4 |
SHIRH1(白浜1) | 33 41.910N 135 21.990E |
8 | 0.3 | 1 | 0:12 | 0.6 |
TANAB2(田辺2) | 33 42.420N 135 19.100E |
289 | 2.5 | 3.5 | 0:41 | 2.1 |
TANAP1(田辺港沖) | 33 41.9000N 135 17.7000E |
253 | 1.3 | 4.8 | 0:57 | 2.9 |
TANAP2(田辺港手前) | 33 35.200N 135 21.5000E |
162 | 7.4 | 12.2 | 2:25 | 7.3 |
SUSAMP(周参見漁港沖) | 33 31.200N 135 28.100E |
133 | 6.8 | 19 | 3:47 | 11.3 |
SHIOP2(潮岬沖2) | 33 25.200N 135 44.200E |
121 | 14.7 | 33.7 | 6:44 | 20.2 |
SHIOP1(潮岬沖1) | 33 25.800N 135 48.200E |
87 | 3.4 | 37.1 | 7:24 | 22.2 |
KIOOP(紀伊大島沖) | 33 26.900N 135 51.400E |
74 | 2.9 | 40 | 7:59 | 23.9 |
KANTOP(梶取埼沖) | 33 34.400N 135 58.500E |
45 | 9.6 | 49.5 | 9:54 | 29.7 |
KATUP1(勝浦港沖) | 33 36.800N 135 59.100E |
19 | 2.5 | 52 | 10:23 | 31.1 |
NACHP2(那智沖2) | 33 37.800N 135 59.100E |
7 | 1 | 53 | 10:35 | 31.7 |
NACHP1(那智沖1) | 33 38.400N 135 56.600E |
293 | 2.2 | 55.1 | 11:01 | 33 |
NACHI(フィッシャ那智) | 33 38.630N 135 56.410E |
332 | 0.3 | 55.4 | 11:04 | 33.2 |